ジム・スタインマン, by Wikipedia [ Ссылка ] / CC BY SA 3.0
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#アメリカ合衆国の作曲家
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#ユダヤ人の作曲家
#グラミー賞受賞者
#1947年生
#2021年没
ジム・スタインマン(Jim Steinman、1947年11月1日 - 2021年4月19日)は、アメリカ合衆国の作詞家、作曲家、歌手、ミュージシャン、プロデューサー。
ニューヨークで東欧系アシュケナジム・ユダヤ人の家庭に生まれた。
1977年、スタインマンが全曲を作詞・作曲したミートローフのアルバム『地獄のロック・ライダー』がリリースされ、アメリカを中心に世界的なヒットとなった。
同作品では、トッド・ラングレンがプロデュースを担当している。
なお、日本ではヒットには至らなかった。
ミートローフの次作『デッド・リンガー』(1981年)までは、スタインマンの楽曲を中心に制作されたが、訴訟などもあり袂を分かつことになった。
1981年には、初のソロ・アルバム『バッド・フォー・グッド』を発表した。
この作品は、本来はミートローフのセカンド・アルバムになるはずであったが、ミートローフの喉のコンディションが良くなく、急遽ソロとして出すことになった。
同作品からは「ロックンロール・ドリームズ・カム・トゥルー」がシングルカットされ、アメリカで小ヒットとなった。
その後、ボニー・タイラーやエア・サプライにも楽曲を提供。
タイラーの「愛のかげり」(原題:Total Eclipse of the Heart)」は全米1位の大ヒット、エア・サプライの「渚の誓い」(原題:Making Love Out of Nothing at All)も全米2位のヒットで、2曲で3週に渡りビルボードの1位、2位を独占。
さらに1984年の映画「ストリート・オブ・ファイヤー」に収録されたファイヤー・Incの「今夜は青春」も評判となる。
1989年には、ロック・オペラ『Original Sin』を発表。
タイトル曲は後に映画『シャドー』の主題歌としてテイラー・デインによって歌われ、後にセリーヌ・ディオンにカヴァーされて大ヒットする「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」も収録されている。
なお、この「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」のPVはケン・ラッセルの監督によって撮られたことでも知られ、2006年には発売25周年記念でリリースされたDVD付きの特別盤で見る事ができる。
1993年には、ミートローフと再タッグを組み、『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』(原題:Bat Out of Hell II: Back into Hell)を作成。スタインマンが全曲作曲及びプロデュースした本作は、全米1位の大ヒット。シングル「愛にすべてを捧ぐ」(原題:I'd Do Anything for Love (But I Won't Do That))は、アメリカを含む世界28カ国で1位を獲得。12分に及ぶ超大作で、スタインマンの傑作の一つでもあり、ミートローフはこの曲でグラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞している。 スタインマンは、セリーヌ・ディオンのアルバム『FALLING INTO YOU』(1996年)のプロデュースに参加して、同アルバムの制作者の1人としてグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した。
2012年、ソングライターの殿堂入りを果たした。
2021年4月19日、コネチカット州ダンベリーの病院にて腎不全により死去。
享年73才。
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