ガジェットラボのアーカイブ 「宇宙の戦士」機動歩兵 MAD1 のご紹介
機動歩兵の心情を映すBGMのMAD2チャンネル動画はこちらから [ Ссылка ]
アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインの「STARSHIP TROOPERS/宇宙の戦士」に登場する機動歩兵の装備が、身体に装着するパワードスーツでした。執筆された1959年は冷戦の最中で敵対勢力には相応の軍事力を持って対峙する時代の空気を批判的に表現した物語でした。歩兵の装着装備として小説ではそれほど磐石な性能ではありませんでしたが、後のSF映画やアニメ、コミック作品の中でその機能イメージは強化洗練され、パワードスーツは「身体強化外骨格宇宙服型兵器」として近未来兵器の原型のような存在に進化しました。日本では1977年のハヤカワSF文庫の挿絵に登場したスタジオぬえ(宮武一貴デザイン・加藤直之画)によるパワードスーツが後のパワードスーツの表現に強いインパクトを与え、多くのファンを生みました。
動画は1988年サンライズ制作版「宇宙の戦士」の降下戦闘パートですが、パワードスーツのデザインは、ハヤカワSF文庫版と同様に宮武一貴氏によるリファインで、本流の魅力を伝えています。

свернуть