リーザ・デラ・カーザ, by Wikipedia [ Ссылка ] / CC BY SA 3.0
#スイスの声楽家
#ソプラノ歌手
#ベルン州出身の人物
#1919年生
#2012年没
1940年の舞台写真 (右から2人目) リーザ・デラ・カーザ(Lisa Della Casa, 1919年2月2日 - 2012年12月10日)は、スイス出身のソプラノ歌手。
「デラ・カーザ」が姓である。
ベルン州ブルクドルフの生まれ。
15歳からチューリヒ音楽院のマルガレーテ・ヘーザーの下で声楽を学ぶ。
1941年にゾロトゥル=ビール市立劇場でプッチーニの『蝶々夫人』を歌ってデビューを飾った。
その後1943年にチューリヒ市立歌劇場でプッチーニの『ラ・ボエーム』でミミを歌って評判をとり、1947年にリヒャルト・シュトラウスの『アラベラ』でズデンカ役でザルツブルク音楽祭に出演し、ウィーン国立歌劇場のメンバーに迎えられた。
ドイツ語圏におけるリリックソプラノの代表的な一人であり、人気を集めた美貌はいくつかのオペラ映像に記録をとどめている。
ただし、1960年のザルツブルク音楽祭での『ばらの騎士』元帥夫人役は大部分が彼女が歌ったにもかかわらず、映画収録の回のみはエリーザベト・シュヴァルツコップに交替させられるという苦汁をなめた。
1949年にはミラノ・スカラ座にデビューし、リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』のゾフィー役を演じている。
1952年にはバイロイト音楽祭に出演し、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のエヴァ役を歌った。
1974年に引退した。
2012年12月10日、スイスのトゥールガウ州ミュンスターリンゲンにて没した。
93歳没。
![](https://s2.save4k.ru/pic/9tnWALoHUB4/maxresdefault.jpg)