1983年から陸上自衛隊で導入されている155mm榴弾砲 FH70(第12旅団隷下第12特科隊 ※2023年3月16日 東部方面特科連隊第2大隊への改編に伴い部隊廃止)の空包射撃をまとめました(平成25年新発田駐屯地創設60周年記念行事)。空包とはいえ装薬量は実弾射撃時と同様のため、間近で観覧している人々も思わず身構えるほどの射撃音は大音響で迫力があります。
FH70は、1970年代に当時の西ドイツ、イギリス、イタリアのNATO加盟3カ国が共同開発した野戦用榴弾砲で、我が国ではその運用整備性の高さや調達価格の安さから1983年以降、日本製鋼所によって400門以上がライセンス生産されました。
砲架には1,800ccの原動機と変速機を搭載しており、低速(16km/h)ながら短距離であれば自走展開可能なのが大きな特徴です。
導入開始から既に30年以上が経過しており、耐用年数を過ぎた砲から順次退役が進められていますが、数の上では依然として我が国の野戦特科部隊の中核戦力と言えます。
【性能・緒元】
口径:155mm
砲身長:39口径長
重量:7,800~9,600kg
砲員数:8名
砲口初速:827m/s
最大射程:24km(通常弾)、30km(噴進弾)
発射速度:3発/15秒(最大)、3~6発/分(持続射撃)
自衛隊における愛称:サンダーストーン
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト ( [ Ссылка ] )
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