ウクライナ軍は損失が増えるアメリカから供与されたM1A1エイブラムス戦車の防護力強化のため、ソ連製の爆発反応装甲を追加している事が確認されました。
前面装甲に爆発反応装甲が追加されたウクライナ軍のM1A1SAエイブラムス戦車の画像がソーシャルメディア上に拡散されました。爆発反応装甲の追加は損失が増えるエイブラムス戦車の防護力強化の一環とされます。シャーシ前面の下部と上部に装着されているのはソ連製の爆発反応装甲である「Kontakt-1」になります。これは、対戦車兵器に対する装甲車両、特に戦車の生存性を高めるため、冷戦中のソ連で開発、1980年代初頭に初めて導入され、それ以来、ソ連/ロシア製の装甲車両の重要な防護装備になっており、ウクライナ・ロシア両軍で使用されています。ウクライナ軍のM1A1SAエイブラムスにはもともとエイブラムス用に開発された純正品の爆発反応装甲である「M-19 Abrams Reactive Armor Tile (ARAT)」をサイドスカートに装備しています。ARATはRHA換算で500~550mmのHEAT弾薬から戦車の側面を保護しますが、この爆発反応装甲はサイドの保護のみなので、今回、前面の防護力を強化するため、ソ連製のKontakt-1を追加した形です。
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