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空撮などで大活躍している小型無人機“ドローン”。近年は初心者でも簡単に操作できるものも登場し、気軽に楽しむ人々が増えている。
世界的に中国勢が先行するドローンの開発・製造。すでに“空飛ぶクルマ”とも呼ぶべきドローンも登場するなど、その驚きの実力を現地で取材。
◆「空飛ぶデリバリー」「空飛ぶクルマ」も登場！
ドローンの開発・製造で世界をリードするのが中国。ドローンのシェアだけでなく、“空を活用する社会”の実現でも世界の最先端をいく。例えば、新型コロナの感染拡大で街をロックダウンした際、外に人が出歩いていないかの“見回り”にもドローンを活用。さらに、杭州市の企業「アントワーク」は飲食チェーンと提携し街中でのドローン配達サービスをすでに実施。ドリンク1杯でもドローンが届けてくれる。
さらに病院で採取された血液を検査施設にドローンで自動運搬するサービスも普及させた。そしてついに“空飛ぶクルマ”まで登場。自動飛行で人を乗せて飛ぶ大型ドローンを開発するのは「イーハン」という企業だ。物流や乗用のほか緊急時の消火活動ができる機体などを次々と市場に送り出し、世界の“空”を虎視眈々と狙っている。
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