身体が外部から刺激を受けると、脳内では皮質ニューロン(大脳皮質神経細胞)が発火します。これに応じて視床神経細胞が皮質ニューロン(大脳皮質神経細胞)の発火活動を抑制し、脳の機能を正常に保っています。この2種類の神経細胞の相互作用を詳しく分析するため、OIST行動の脳機構ユニットの研究員らは、培養皿上でこれら神経細胞の培養を行いました。神経細胞の発火活動には細胞内のカルシウム濃度の変化が伴うため、カルシウム濃度の上昇に応じて光強度が増加する染料を使い神経細胞を染色しました。明るく見える点が神経細胞で、発火すると閃光を発します。研究者は本動画により大脳皮質神経細胞(画面上部)が視床神経細胞(画面下)と共にどのように発火するか観察することが可能となります。ここで観察される神経細胞の発火パターンは睡眠時に起こるものと予想されます。
ご覧いただく映像は実際のスピードの約3倍で再生されています。
沖縄科学技術大学院大学
行動の脳機構ユニット
ゴードン・アーバスノット
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