北欧の佳曲、メリカント(1868-1924)の「ワルツ・レント op.33」を、メリカントが生きていた当時1894年ベーゼンドルファー製のピアノで弾きました(・o・ゞ
メリカントはフィンランドの作曲家、かのシベリウスの3歳年下です。数多くの作品を作曲しましたが大作曲家のくくりには入らず、現代ではほとんどが忘れ去られてしまっています。「ワルツ・レント」はその中での白眉とも言うべき作品で、ピアノ弾きにはこの一曲だけでメリカントの名は知られている・・・と申しても過言ではないような気がいたします。
この曲、実はテンポ設定が非常に難しく、たいていは間が持たずに速くなってしまいます。ワタクシの6年前(2012年)の動画も変に速くなっており、比べてみるのも一興。揺らし方も恣意的で恥ずかしい出来なのですが〜www
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・・・かと言って遅くすれば事足りるかというとこれまた難しく、この音の少なさそして単調さのためか変に停滞してしまってワルツの雰囲気が全くにじみ出てこないんですね〜。メカニック的には単純だからか子供用の曲とされているようですが、この曲の音楽としての魅力をピアノから引き出すのは至難の業でありま〜す(・x・ゞ
古典鍵盤楽器奏者/筒井一貴 つれづれ草紙:[ Ссылка ]
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