ERA（イーラ）は、一見スマホだけで稼げるアフィリエイト副業として宣伝されていますが、実際にはネットワークビジネス（マルチ商法・MLM）の一種です。
このビジネスの概要は、ERA（イーラ）アフィリエイトを通じて、参加者から報酬を得る仕組みです。商材はオンラインカジノやブックメーカー（海外の賭けサイト）で、参加するためには専用アカウントを作成し、費用はシングル（1アカウント）が25万円、トリプル（3アカウント）が75万円かかります。
報酬は1人勧誘につき入会金からシングルで5％、トリプルで10％を獲得します。さらに、勧誘した人物の孫が参加すると入会金の2％の報酬が発生し、紹介者がゲームをすると代金の2％の報酬が発生します。
しかし、これは明らかなマルチ商法の一例です。さらに、ERA（イーラ）の報酬を受け取るためには条件があります。紹介者自身もオンラインカジノやブックメーカーで月に約30,000円プレイしなければならず、さらに自分が勧誘した参加者15名も同じようにプレイしなければ報酬が得られません。
これだけでも非常に高いリスクがある副業であることが明白です。
ERA（イーラ）の実態を明らかにする前に、アフィリエイトとネットワークビジネスの違いについてお話ししたいと思います。
通常のアフィリエイトは、広告を掲載し、ユーザーがその広告からサービスに登録したり商品を購入したりすることで報酬が得られる仕組みです。
一方で、ERA（イーラ）のように直接ユーザーを勧誘することはなく、ユーザー同士で勧誘するといったこともありません。
恐らく「アフィリエイト」という名前を使っているのは、ネットワークビジネス（マルチ商法）の印象を避けたいからでしょう。
アフィリエイトやマルチ商法について知識がないと、人を勧誘するだけで稼げると誤解する人もいますし、法に触れてしまう危険性もあります。
ネットワークビジネスで稼ぐどころか、借金を抱えてしまったり、家族や友人を失うケースもあるため、注意が必要です。
VOICEVOX Nemo
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