ファンファーレ「天と大地からの恵み」 - 八木澤教司
De Haske Concert and Contest Collection CBHA Grade 4

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DHP 1115036-010

This piece was commissioned by Oyama City Symphonic Wind Orchestra to commemorate their 30th Anniversary. The composer was inspired by Oyama City’s slogan, ‘water, green and earth’, to write this festive fanfare. Following a gentle opening a fanfare leads to a magnificent chorale. This turns into a quickly moving energetic section with irregular rhythm. This is a short but dramatic piece that will make a brilliant concert opener.

　2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝式典・国民祭典、天皇皇后両陛下「お出迎えの音楽」として使用され、松井徹生隊長指揮、陸上・海上・航空自衛隊の合同バンドで演奏されたファンファーレ。
　栃木県で活動する小山市交響吹奏楽団結成３０周年記念委嘱作品。小山市のキャッチコピーである「水」「緑」「大地」から発想を得て作曲された祝典ファンファーレ。常任指揮者である原進氏と作曲者は以前より交流があり気心の知れた仲、そして楽団の練習にも何度か訪れたことのある作曲者は彼らの特徴も理解していたようだ。彼らの得意とするエネルギッシュかつハートフルに歌い上げる作風がこのファンファーレに集約されている。穏やかに開始される序奏にファンフアーレが加わり、やがて壮大なコラールへ到達。場面を転じてエネルギッシュでスピーディーな変拍子のテーマと移り行く。やや短めの作品ではあるが八木澤氏らしいドラマティクな音楽に仕上がっている。

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