Tarheel Slim - Some Cold Rainy Day (1974)
open-D
Bertha Chippie Hill - Some Cold Rainy Day (1920s)
Curley Weaver - Some Cold Rainy Day (1934)
"It hurts Me Too" をやろうとしたらキーが高すぎて歌えなかったので、似ているこの曲に切り替えました。元ネタは20年代のクラシック・ブルース Bertha Hill "Some Cold Rainy Day"(トーマス・A・ドーシー / ジョージア・トム作)。以降、さまざまな形に改変、リアレンジされて歌われたみたいです。
Tarheel Slim(ターヒール・スリム、で合ってる?)は50年代にR&B、ゴスペルのレコーディングを残し、70年代初めの再発見後はソロ・ブルースマンとして活動したらしい。弾き語りながらスライドは抑制的、歌詞は大幅に簡略化されてR&B風な歌唱です。
ほぼ同じ構成でやりましたが彼の演奏が4分超なのに自分は3分に収まってしまった…… スリムが歌8:ギター2ぐらいの割合でたっぷり間をとりながら歌っているのに対し、自分は歌2程度です。
60年代のブルース・リヴァイヴァルは多くの戦前ブルースマンを発掘し、同時に70年代にかけてTarheel SlimやWille Trice、Henry Johnsonらのようなマイナー・ミュージシャンにも貴重なレコーディング機会をもたらした。R&RとR&Bを通過したこの時代の「Living Country Blues」(半世紀前なんだけど!)は、世間的には時代遅れの '日当たりが悪い裏口の音楽' にすぎなかったかもしれませんが、わたしは大好きです。これからも自分だけの"再発見"ができればいいと思っています。
#countryblues #slideguitar #bottleneck #resonator #republicguitars #カントリーブルース #弾き語り
![](https://i.ytimg.com/vi/kAm_KgHXwLs/maxresdefault.jpg)