映画公開から20周年のアニバーサリーイヤーに、不朽の名作『オペラ座の怪人』が『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』として鮮やかに蘇る。6月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開が決定!
モノクロからカラーに映像が切り替わる中、スワロフスキーの巨大なシャンデリアがオペラ座に落下するー『オペラ座の怪人』の最も象徴的なシーンから映像は始まる。バックに流れるのは、有名なタイトルロール曲「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」。そこに続くのは、華やかなパリ・オペラ座での舞踏会と忍び寄る不穏な事件、そして、本作の世界的ヒットで大ブレイク!ジェラルド・バトラーが演じる“ファントム”の登場と歌声。
「4Kデジタルリマスターであのファントムが還ってくる」―世界で1億6000万人が熱狂した、ミュージカルの金字塔が最高のスクリーンで蘇る。その魅力を余すことなく切り取った予告となっている。
刺激と絢爛、情熱の時代であった19世紀パリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。ファントムは若く美しいオペラ歌手クリスティーヌに才能を見出し、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを“音楽の天使”と信じてプリマドンナへと成長する。幼なじみの青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくが、ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。一方、怪事件が続くオペラ座では、ファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がる——。
ガストン・ルルーの小説を元に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲し、ロンドン・ウエストエンドにあるハー・マジェスティーズ劇場で初演された「オペラ座の怪人」。日本では、劇団四季によって1988年から各地でロングラン公演されている。
2004年、ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本を務め、『バットマン・フォーエバー』などのジョエル・シュマッカー監督とともにこだわりぬいて映画化。2005年1月29日に日本で公開されると、リピーター続出の空前の大ヒットとなり、当時のミュージカル映画史上最高興行収入を記録。全世界興収の40%以上を日本が占めた伝説の作品だ。映画版では、舞台では描かれないファントムの出生の秘密やラウルとの決闘シーンも追加されている点も見逃せない。
パリ・オペラ座を舞台にした豪華絢爛な美術と衣装や装置の数々、高さ約5m、幅4m、2万個からなるスワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアは圧巻。巨大なシャンデリアが落ちていくクライマックスの名シーンは息をのむスペクタクルだ。また、メインテーマ曲の「The Phantom of the Opera」をはじめ、名曲の数々は、きっと誰しもが耳にしたことがあるはず。
主演のジェラルド・バトラー、エミリー・ロッサム、パトリック・ウィルソンら主要キャスト3人は全ての歌唱を本人が行い、映画のためにロンドンのアビーロードスタジオにてフルオーケストラで収録された。第77回アカデミー賞撮影賞、美術賞、歌曲賞(「Learn To Be Lonely」)にもノミネートされ、世界的に高い評価を得た。
「オペラ座の怪人」が大好きな人はもちろん、映画館で見たことがない人も、この機会に絢爛の映像と極上の音楽による一大スペクタクルを映画館で楽しんでほしい。
製作・脚本・作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジェラルド・バトラー/エミー・ロッサム/パトリック・ウィルソン 他
配給:ギャガ
2004年/アメリカ/カラー/シネスコ/4K/141分/字幕翻訳:戸田奈津子/
(C) 2004 The Scion Films Phantom Production Partnership
公式HP:gaga.ne.jp/operaza4K
公式X:@operaza4K
Ещё видео!