【動画の中で使用している工具】
TASCO イチネンタスコ デジタルミニ真空ゲージキット TA142MD
TASCO イチネンタスコ TA132AF-3 チャージホース (R410A) 92cm黄
TASCO イチネンタスコ 耐圧兼用 チャージバルブ R410A TA166ZA
Pro-Auto TR1722S スパナ形 単能 トルクレンチ 17mm&22mm (1/4 用 3/8 用 2本セット) S2-Tool プロオート SEK SUEKAGE
真空ポンプ
モンキーレンチ
六角レンチ(対辺4mm)
【動画の中で使用している材料】
アサダ 冷媒漏れ防止剤 ナイログ RT201B
TASCO イチネンタスコ ガスもれ検知液 TA434C
因幡電工 フレアナット 適合銅管サイズ:6.35(1/4)(2分)用 新冷媒2種対応 FN-2B_set
因幡電工 フレアナット 適合銅管サイズ:9.52(3/8)(3分)用 新冷媒2種対応 FN-3B_set
因幡電工 エアコン配管用被覆銅管 ペアコイル 2分3分 20m HPC-2320
TASCO イチネンタスコ 真空ポンプオイル(1L) TA117-2
【エアコン取付の真空引き手順 - デジタルゲージ編 -】
(動画とは一部順序が異なります。)
①室外機側の細い管は、室外機へ接続しない。
事前に細い管の接続面へ「冷媒漏れ防止剤」を塗っておく。
(室外機の太い管と室内機側の配管は接続完了しておく。)
②真空ポンプ ~ デジタルゲージ ~ チャージホース ~ チャージバルブ の接続をする。
③チャージバルブ「閉」(左回し)して、チャージバルブの虫ピン押えが引っ込んでいる確認をする。
④チャージバルブを「太い管(ガス管)サービスポート」へ接続する。
⑤チャージバルブ「開」(右回し)にする。若干の抵抗で虫ピンが押さえ込まれ、バルブコアは開いている。チャージバルブを「開き」すぎると、室外機の虫ピンが壊れる虞がある。
《この時点で、「冷媒配管」と「チャージホース、真空ポンプ」がつながった状態になる。》
⑥デジタルゲージのボールバルブ(黄色)を「全開」にする。
⑦デジタルゲージの電源を入れる。この時の大気圧で、表示が「0」でないときは「ZERO」ボタンを押し、ゼロリセットする。
「ON」と「ZERO」ボタンを同時押し、自動電源切機能「OFF」表示を確認。もし「ON」表示の場合、再度「ON」と「ZERO」ボタンを同時押しし、「OFF」表示を確認する。
⑧真空ポンプの電源を入れ、①で未接続であった細い管より空気が吸い込まれていることを確認する。
吸い込みを確認後、細い管を室外機へ正規に接続(トルクレンチで締め込み)する。
(吸い込みが無い場合、バルブの開閉を誤っているか、虫ピンの押さえが足りないことが考えられる。)
⑨真空引きを行い、デジタルゲージの表示が「-(0).100MPa」になっていることを確認する。真空ポンプの運転時間は約15分間行う。
⑩(約15分後) 表示が「-(0).100MPa」になっていることを確認する。
⑪デジタルゲージのボールバルブ(黄色)を「全閉」にする。
⑫デジタルゲージと真空ポンプの接続を緩める。(真空ポンプ内のオイル逆流防止)
⑬真空ポンプを停止する。
【真空状態確認】(配管の外から中へ空気が入らない確認)
約3分間待ち、デジタルゲージの表示が「-(0).100MPa」から「0」に戻らないことを確認する。
「0」に戻る場合は真空になっていない。水分の混入や接続部の不良が考えられる為、フレアナットをいったん緩めフレアをつくり直し接続した後、もう一度⑤から真空引きの操作を行う。
⑭細い管(液管)、スピンドル(閉鎖弁)の弁ぶた(袋ナット)を外す。
【冷媒ガスの加圧試験】(配管の中から外へのガス漏れがないか確認)
⑮細い管(液管)のスピンドル(閉鎖弁)を六角レンチ(対辺4mm)を使って反時計方向に90°開き(1/4回転ゆるめ)、3~5秒後に素早く閉める。
仮に配管へ冷媒を入れたことにより、デジタルゲージの表示が0.2MPa程度になる。(外気温で多少の数値変動有。)
冷媒配管の接続部分に「ガス漏れ検知スプレー」をかけて、ガス漏れが無い確認をする。
⑯約3~5分間待ち、「仮に配管へ冷媒を入れた時の値(0.2MPa程度)」から「徐々に数値が減ったり」「0」にならない(冷媒ガス漏れが無い)ことを確認する。
⑰チャージバルブを「閉」(左回し)する。
《この時点で、「冷媒配管」と「チャージホース」が切り離された状態になる。》
⑱デジタルゲージの電源を切る。
⑲細い管(液管)、太い管(ガス管)のスピンドル(閉鎖弁) を六角レンチ(対辺4mm)を使って全開(反時計方向)にする。
閉鎖弁は、あたりがある所で止め、それ以上回さない。
⑳太い管(ガス管)のサービスポートよりチャージバルブを外す。
㉑細い管(液管)、太い管(ガス管)の「弁ぶた(袋ナット)」と「サービスポートのキャップ」に「冷媒漏れ防止剤」を塗り、スパナで締める。
(弁のゴム劣化により冷媒ガスが漏れる虞があるため、きちんと締める。)
![](https://i.ytimg.com/vi/tses7OD0Yh8/maxresdefault.jpg)