政府は20日に教育再生実行会議を開き、新型コロナウイルスなど感染症の影響下でも子どもたちの学びが保障できるようオンライン教育の本格化に向けた議論を始めました。

　安倍総理大臣：「今後、どのような事態が生じたとしても、子どもたちの学びを確実に保障できる教育システムを構築していく必要があります」
　約1年ぶりに総理官邸で開かれた教育再生実行会議では、小中高校でのオンライン授業や少人数制の導入、大学などでの対面授業とオンライン授業を併用する教育方法の導入などが議論されました。会議に参加した有識者からは、オンライン授業に対応するために情報通信技術の環境をさらに充実させる必要があるとの共通の意見が出たということです。会議では2つのワーキンググループを設置し、こうした議論を進めて提言をまとめることが確認されました。また、9月入学については中長期的なテーマとして引き続き議論していくということです。
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