アメリカの宇宙旅行企業「ヴァージン・ギャラクティック」がおよそ2年ぶりとなる宇宙船の試験飛行を成功させました。
アメリカのヴァージン・ギャラクティックは25日、ニューメキシコ州で有人の宇宙船の飛行試験を無事成功させたとホームページで発表しました。
ヴァージン・ギャラクティックは、ヴァージングループ創業者のリチャード・ブランソン氏が設立した企業で、今回の飛行はブランソン氏自身も搭乗した試験飛行以来、ほぼ2年ぶりです。
宇宙船「VSS UNITY」は航空機に取り付けられて上空まで運ばれ、その後、切り離されて宇宙空間に向け加速しました。
宇宙船は音速の3倍となるマッハ2.9ほどの速度で飛行し、87キロを超える高さまで上昇しました。
FAA（アメリカ連邦航空局）が定める宇宙空間の基準、高度80キロメートルを超え、映像からは乗員らが無重力状態を経験しているのが分かります。
最初の商業サービスを6月下旬に予定していて、その後も毎月飛行する計画です。
[テレ朝ｎｅｗｓ] [ Ссылка ]
