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2003年、モスクワ国立クレムリン宮殿にて行われたコンサート『San Remo in Moscow』での一場面。
曲は『Memory of Caruso(三大テノールの故パバロッティーの持ち歌として有名)』で、その作曲者である Lucio Dalla(ルーチョ・ダッラ)氏が、その場でヴィタスと『Caruso』を重唱。柔らかく伸びやかなVITASの歌唱と人間味あふれる力強いLucio Dalla氏の歌唱、全く違うタイプの声が織りなすハーモニーが印象的である。
VITAS持ち前の美声は観客だけではなく、Lucio Dalla をも魅了し、その後同氏は彼をモダンオペラ現代版トスカのリハーサルのためにローマへ招いた。
--------------こぼれ話--------------
『カルーソ』の創作背景について
1986年、イタリアの著名な音楽家ルーチョ・ダッラ(Lucio Dalla )は航海の途中船の損傷のため、ソレント半島に短期間滞在した。現地の人々は、彼にホテル・エクセルシオール・ヴィットリア(Hotel Excelsior Vittoria) に泊まることを勧めた。なぜならそこがまさに歌唱家のエンリコ・カルーソ(Caruso)が数十年前に住んでいたホテルだったからである。
ソレントでの滞在期間、ダッラはホテルのバルコニーに立ち、数十年前45歳だったカルーソと25歳の新婚の妻がここで過ごした人生最後の3年間の月日を想像した。感慨極まりないルーチョ・ダッラはこの名曲『Caruso』を書き上げた。
カルーソはプラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、アンドレア・ボチェッリ、ラッセル・ワトソンなどの歌手達が尊敬し崇拝するイタリアの歌唱家で、彼らは崇拝の心をいだきながらこの歌『Caruso』を歌う。
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