ウクライナ軍は自爆ドローンでロシア軍のMi-8ヘリコプターを破壊した事を発表しました。注目すべきは破壊されたMi-8が飛行中であった点です。固定翼、回転翼含め、飛行中の航空機が自爆ドローンによって撃墜されたのは世界初です。
ウクライナ軍は7月31日、前線から50kmほど離れたロシア軍の支配地域であるウクライナ東部ドネツク州のドネツク市近郊にいたロシア軍のMi-8汎用ヘリをFPV自爆ドローンで攻撃しました。Mi-8は完全に破壊されたようで、爆発炎上、テール部分が完全に折れた写真が公開されています。この破壊は世界初の自爆ドローンによる攻撃成功事例といわれています。自爆ドローンによるヘリの破壊はこれまで度々、報告されていますが、それは、あくまで地上に駐機中の静止目標です。今回、破壊されたヘリは、飛行中だったとされ、固定翼含め、有人の航空機が飛行中に自爆ドローンによって破壊された事例はこれまでありませんでした。
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